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鳥栖“トヨグバ”ヘッドで6戦連発!カズに並ぶJ歴代7位

[ 2015年5月7日 05:30 ]

<清水・鳥栖>前半43分、CKからヘディングでゴールを決める豊田(中央)

J1第1S第10節 鳥栖2―2清水

(5月6日 アイスタ)
 何人マークがいても関係ない。0―1の前半43分、右CKで鳥栖のFW豊田が相手DF2人のマークをかいくぐり頭で決めた。FW三浦知(当時V川崎)らに並ぶJ1歴代7位の6戦連発に「いいペースで取れているけど関心はない。点が取れなくてもチームが勝てればいい」と振り返った。

 相手アンカーとセンターバックの2人にマークされたが、得点以外でもポストプレーやDFラインの裏への抜け出しなど脅威となった。試合は引き分けたが「2人マークがいて、笑っちゃった。2人なら大丈夫」と余裕だった。

 ハリルジャパン初陣となった3月の親善試合2試合はバックアップメンバー。12、13日に国内組の合宿を控える中で存在をアピールした。現代表に関しては「以前よりも縦に速い」と話し、選ばれれば1月のアジア杯以来。「スポンジのように何でも吸収したい。いろいろ刺激もあると思う」と復帰に意気込んだ。

 ≪J1の6試合以上連続ゴールは19人目≫豊田(鳥栖)がヘディング弾で第5節から6試合連続ゴール。今季は宇佐美(G大阪)がマークしており、J1の6試合連続以上は延べ19人目21回目(中山、マルキーニョスが各2回)だ。期間6試合で計7得点。2得点した第6節・甲府戦は両足で各1点ずつ決めたが、他5試合は全てヘディング。6試合連続以上の過去18人で期間中のヘディング弾は02年高原の4点が最多。豊田のヘッドは特筆ものだ。ただし、6試合期間中のチーム成績は2勝3分け1敗。2勝は02年エメルソン(浦和)と並び最少で、連続ゴールが勝利に結びついていない。次節(10日)は史上7人目の7試合連続弾を勝利で決めたいところだ。

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2015年5月7日のニュース