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FC東京“長友二世”室屋が特別指定選手に

[ 2015年4月24日 11:32 ]

 日本サッカー協会は24日、明治大所属のDF室屋成(むろや・せい、21)を今月21日付けで「2015年JFA・Jリーグ特別指定選手」として承認したと発表した。受け入れ先はFC東京で、背番号は36に決まった。

 大阪府出身の室屋は、身長1メートル74、体重65キロで、青森山田高から明治大に進学。11年のU―17ワールドカップ(W杯)メキシコ大会では、現在A代表にも選出されているDF植田直通(鹿島)やザルツブルクのFW南野拓実らとともにプレーし、ベスト8入りに貢献、昨年はU―21日本代表としてアジア大会にも出場した。今年もU―22日本代表入りしており、16年リオ五輪世代の主力に期待されている。

 FC東京は、そのプレーの特徴を「絶対的な運動量とスピードを持ち、球際の強さだけでなく積極的な攻撃参加から質の高いクロスでチャンスを作る、将来性豊かなサイドバック」と紹介。小柄なサイドバックで明治大出身、大学在学中に五輪世代の代表入り、そしてFC東京で特別指定…という経歴は、日本代表DF長友佑都(28=インテル・ミラノ)をほうふつとさせる。

 室屋はクラブを通じ、「このたび、FC東京でプレーするチャンスをいただくこととなりました。サイドからの攻撃参加と運動量がストロングポイントです。明治大学だけでなくFC東京のタイトル獲得に少しでも力になれるように努力したいと思いますので、応援よろしくお願いします」とコメント。日本代表FW武藤嘉紀(22)や同DF太田宏介(27)ら多くの現役日本代表選手を擁するFC東京でJデビューを果たせるか、注目だ。

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2015年4月24日のニュース