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震災時には仙台所属、ガンバ赤嶺「東北のために試合で結果残す」

[ 2015年3月11日 05:30 ]

吹雪の中で14日の鳥栖戦に向けた練習を終え、引きあげるG大阪の岩下(左)と赤嶺

 G大阪は10日、吹田市内で、リーグ戦初勝利を目指す14日の鳥栖戦(ベアスタ)に向けて練習を再開。終盤は吹雪に見舞われる悪条件の中で約1時間半、ボール回しや紅白戦などで調整した。

 11日で東日本大震災から4年。当時は仙台に所属し、自宅の食器などが散乱したという新加入FW赤嶺は「東北のためにと思いながらプレーしていました。復興はまだまだですし、試合で結果を残すことが、自分も大阪で頑張っているというメッセージになる」と決意を新たにした。

 今季初戦のACL・広州富力戦で途中出場、富士ゼロックススーパー杯では先発出場したもののノーゴール。それでも8日のステップアップリーグ・関西学生選抜戦で得点するなど、徐々にフィットしてきており「いつでも行ける準備はできている。アピールしていきたい」と移籍後初得点へ手応えをにじませた。

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2015年3月11日のニュース