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あれから4年…長谷部 震災へ心境つづる「自分に出来る事を」

[ 2015年3月11日 14:05 ]

長谷部誠

 独1部フランクフルトの日本代表MF長谷部誠(31)が東日本大震災発生から4年を迎えた11日、自身のブログを更新し、思いをつづった。

 「3月11日」のタイトルでエントリー。長谷部は「東日本大震災から今日で4年。まだ仮設住宅で生活をしなければならない方々も沢山いらっしゃいます。故郷に戻れない方々もいらっしゃいます。心に深い傷を負った方々もいらっしゃいます。被災された方々の思いを理解する事など到底出来ません。気持ちに寄り添うというようなわかったような言葉も到底言えません。このブログを書いている事も果たして何の為なのか…書いているうちに自己嫌悪に落ち入りそうになります」と複雑な心境を素直に吐露。

 「しかし、震災以降被災地の方々からお手紙をいただく事があります。『私達も頑張るので長谷部選手も頑張って下さい』『長谷部選手のサッカー頑張っている姿に勇気をもらいます』そう言って下さる方が一人でもいる限り、自己満足でもいいから自分に出来る事をしようと思えます。僕にとって、今日3月11日はそう強い決意を持たせてくれる日でもあります」と、言葉に思いを込めた。

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2015年3月11日のニュース