日本代表　新監督候補選定に変更なし「リスト通り進めている」

　日本サッカー協会が日本代表の新監督候補の選定を進めている件で、技術委員の木村浩吉・育成担当ダイレクターは１５日、５人に絞り込んだ候補リストは現時点では変更がないことを明かした。「今のところリスト通りに進めている。Ｊ開幕ありきではない。これでいいやという決め方はしない」。現在、海外で新監督の選定を進めている霜田技術委員長とも連絡を取り合っているという。

　本命候補のカタール１部ラフウィヤ監督のラウドルップ氏は所属先と６月まで契約を残す。３月までの決定を目指す協会ではまず「内定」を取りつけ、采配を振るうのは６月からとする新プランも視野に入れて慎重に交渉を進める構えだ。その他では元ローマ監督のスパレッティ氏、イラン代表監督のケイロス氏、前ポルトガル代表監督のベント氏らが候補。欧州経験者との交渉が難航した場合、パルメイラス監督のオリヴェイラ氏が候補となる。