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アギーレ監督、八百長疑惑で告発 アジア杯に影響?裁判所出頭も

[ 2014年12月15日 23:52 ]

15日、アジア杯に出場するメンバー23人の発表で記者会見する日本代表のアギーレ監督

 サッカー日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)が15日、2011年のスペイン1部リーグの試合で八百長に関与した疑いがあるとして、同国検察当局によって告発された。今後は本格的な捜査が始まり、バレンシア裁判所が告発を受理すれば出頭を求められる可能性がある。

 疑惑が持たれているのはアギーレ監督が当時率いていたサラゴサ(現2部)がレバンテを下し、1部残留を決めた試合。選手ら41人が関与を疑われ、合計96万5千ユーロ(約1億4千万円)がレバンテの選手に支払われたとされる。

 アギーレ監督は日本に滞在中で、来年1月のアジア杯(オーストラリア)に向けた合宿が29日から始まる予定。日本サッカー協会の西沢和剛コミュニケーション部長は「協会には連絡はない。コメントのしようがない」と話した。

 アギーレ監督は、告発が明らかになる前に東京都内で行われたアジア杯日本代表の発表会見で「私は競技に集中して挑みたい」と述べた。(共同)

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2014年12月15日のニュース