×

東京Vの“未来”が復帰 渋谷「誇り」大木「恩返ししたい」

[ 2014年12月4日 17:21 ]

 J2東京Vは4日、中央大MF渋谷亮(22)、駒沢大DF大木暁(さとる=21)の来季新加入が内定したと発表した。

 ともに小学校時代から下部組織育ちで、2010年に東京Vユースが日本クラブユース選手権で優勝し、高校年代では初めて東京都代表として天皇杯に出場した黄金世代のメンバー。当時、東京Vは前年に日本テレビが経営から撤退したことでクラブ存続の危機に直面しており、Jリーグの試合でサポーターに対して行った日本クラブユース選手権の優勝報告会で渋谷が行った「ヴェルディは、僕たちの未来です!」という名スピーチは、今でも語り草になっている。

 東京都世田谷区出身の渋谷は身長1メートル68、体重55キロで、ボランチが主戦場。クラブを通じ「この度、東京ヴェルディに加入することになりました。僕や僕の家族にとってかけがえのないこのクラブに戻ってこられたことを誇りに感じています。今まで支えてくださったすべての方々への感謝の気持ちを胸に全力でプレーします。東京ヴェルディを愛する皆様と勝利の喜びを何度も分かち合うことができるように、日々取り組んでいきますので、どうか応援よろしくお願いいたします」と念願かなって「未来」をつかんだ喜びのコメントを発表した。

 東京都足立区出身の大木は身長1メートル68、体重65キロのサイドバック。やはりクラブを通じて「この度、東京ヴェルディに加入することになりました。ジュニア、ジュニアユース、ユースでお世話になったクラブにまた戻れて嬉しい気持ちとクラブに恩返しをしたい気持ちでいっぱいです。まずは練習から一生懸命に取り組み、チームやサポーターの皆様から信頼してもらえるよう、全力で日々努力していきたいと思いますので、ご声援よろしくお願いいたします」とコメントしている。

続きを表示

2014年12月4日のニュース