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元日本代表MF中村直志が引退 名古屋ひと筋14年「誇りに思います」

[ 2014年11月16日 18:24 ]

現役を引退する名古屋・中村

 J1名古屋は16日、元日本代表MF中村直志(35)が今季限りで現役を引退すると発表した。

 中村は千葉県船橋市出身。市立船橋高3年時には正月の全国高校サッカー選手権決勝でMF中村俊輔(36=現横浜)を擁する桐光学園(神奈川)を倒して全国優勝し、日本大を経て2001年に名古屋入り。以来、14シーズン名古屋ひと筋でJ1リーグ戦通算341試合に出場し、30得点をマーク。ナビスコ杯54試合3得点、天皇杯25試合4得点、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)17試合1得点の数字を残し、2006年に初招集された日本代表でも国際Aマッチ1試合に出場(0得点)している。

 中村はクラブを通じ「今シーズンをもって現役を引退することを決断しました。2001年からこの名古屋グランパスでプロのキャリアをスタートさせ、14年間日々精進し多くの試合に臨んできました。そしてプロサッカー選手として一つのチームでキャリアを終えられることをとても誇りに思います。ファン・サポーターの皆様には、これまでどんな時も僕のことを支えていただき本当に心から感謝しています。また2010年にはリーグ優勝を経験する事ができ、プロサッカー選手として、とても幸せに思っています。こうした素晴らしい経験ができたのも、これまで僕を応援してくださった全ての皆様のお陰です。14年間本当にありがとうございました」とコメントしている。

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2014年11月16日のニュース