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京都 来季新監督に元神戸監督の和田氏が最有力

[ 2014年11月10日 05:30 ]

京都の次期監督候補の元神戸監督の和田昌裕氏

J2第40節 京都1―1富山

(11月9日 西京極)
 J2京都が来季の新監督として、元神戸監督で現在はタイ・チョンブリFCで指揮を執る和田昌裕氏(49)を最有力候補に挙げていることが9日、分かった。

 チームは第40節のホーム富山戦で、試合終盤に追いつかれ痛恨のドロー。10位転落でJ1昇格プレーオフ圏内の6位山形と勝ち点5差に開き、残り2試合でのJ1昇格が絶望的な状況になった。

 昇格を逃せば、川勝良一監督(56)や祖母井秀隆GM(63)の退任など体制は一新される見込みで、今井社長のもと水面下で後任人事に着手。来季に向けて新たな指揮官として浮上したのが和田氏だった。複数のJリーグ関係者によると、すでに仲介人を通じて接触を図っているという。

 祖母井GMに代わる強化部トップには、現スカウトの野口裕司氏(42)や現アカデミーコーチの鈴木慎吾氏(36)が候補に挙がっている。

 ◆和田 昌裕(わだ・まさひろ) 1965年(昭40)1月21日、兵庫生まれの49歳。御影高、順大と進み、松下電器、G大阪、神戸でプレーし97年に現役引退。10年9月に神戸の監督に就任。14年からタイ・チョンブリFCで監督をつとめる。

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2014年11月10日のニュース