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9点大勝!なでしこ4強 川澄右サイド制圧ゴールラッシュ起点に

[ 2014年9月26日 21:45 ]

<日本・香港>前半3分、先制ゴールを決めた増矢(右から3人目)は川澄(背9)ら仲間に祝福される

仁川アジア大会サッカー女子準々決勝 日本9―0香港

(9月26日 華城)
 仁川アジア大会に出場しているサッカー女子日本代表のなでしこジャパンは26日、準々決勝で香港と対戦し、9―0と大勝した。日本は29日に準決勝でベトナムと対戦する。

 開始から一方的な展開となった。日本は前半3分、今大会初先発となったMF猶本(浦和)が右に展開。右サイドを駆け上がったMF川澄(INAC神戸)がクロスを上げた。これをFW吉良(浦和)が頭で合わせたが、クロスバーを直撃。そのはね返りをFW増矢(INAC神戸)が頭で押し込む代表初ゴールで先制した。

 同9分には右サイドバックDF羽座(日体大)のクロスが相手DFのオウンゴールを誘い2点目。

 同13分にも、MF中島(INAC神戸)の直接FKがDFに当たって角度が変わり、香港のGKがキャッチできず、3点をリードした。

 試合開始から13分間で3得点のゴールラッシュを見せた日本。FIFAランクは日本の3位に対し、香港は68位と格下相手だったが、攻勢を緩めない。一方的に敵陣に押し込み、同26分にも川澄からの右クロスを増矢が頭でこの日2ゴール目。前半を4―0で折り返した。

 日本は右サイドでゴールラッシュの起点となった川澄を後半開始からベンチに下げる余裕の試合運び。後半3分にはDF岩清水(日テレ)のロングシュートで5点目。同15分にはMF木龍(日テレ)のシュートが相手GKのキャッチミスを誘い6点目を挙げた。

 その後も同22分に途中出場のFW高瀬(INAC神戸)、同31分には途中出場のFW菅沢(千葉)、同35分にも木龍(日テレ)がこの日2ゴール目となる得点を決めた。

 9―0の大勝で格の違いを見せつけた日本。4戦していまだ無失点、計24得点とアジア大会連覇に向けて突き進む。

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