Ａ代表デビュー濃厚・柴崎“キッカーやる”得点絡む配球を

＜日本代表練習＞軽快な動きを見せる柴崎

親善試合 日本―ベネズエラ

（9月9日 日産ス）
　Ａ代表デビューが濃厚な柴崎は、司令塔だけでなくキッカーの役割もこなす。ウルグアイ戦では左ＣＫを不慣れな岡崎が蹴るなど、右利きのキッカーに苦心。アギーレ監督が「（柴崎が）キッカーなのは事実」と話すように、ベネズエラ戦に向けた練習ではセットプレーを任されている。

　鹿島でもキッカーを務める２２歳は「短い期間しかやっていないけど、監督の言っているポイントがある。そこに蹴ることを意識したい」と得点に絡むボールを配球する意気込みを見せた。ベネズエラ戦のピッチに立てば、青森県出身として初の国際Ａマッチ出場。「知らなかった。青森県民の方が喜んでもらえたらうれしい」と語った。