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ゴール第1号は武藤「機会があったら日本を勝利に導きたいな」

[ 2014年9月9日 22:00 ]

<日本・ベネズエラ>後半5分、武藤が左足でゴールを決め渾身のガッツポーズ

親善試合 日本2―2ベネズエラ

(9月9日 日産スタジアム)
 後半6分に代表初ゴールとなる先制弾を決めたFW武藤嘉紀(22=FC東京)は素直に喜びを表現した。

 いきなりの先発デビューとなった5日のウルグアイ戦から、この日は後半あたまからの途中出場。「途中からの出場なので、絶対にゴールを決めようという気で出場しました」と強い気持ちでピッチに立ったことを打ち明けると、ゴールした瞬間を「最高の気分でした」と胸を張った。

 アギーレ監督からは「攻守においていつも通りのプレーをしてくれ」とだけ指示を受けたそうで、その指示通りに持ち前のスピードとドリブルを生かし、ゴール以外にもチャンスを演出。新監督の初戦でゴールを決めた選手は過去全員がワールドカップ出場を果たしているが、「きょうは勝つことができなかったので、次にもし出場する機会があったら日本を勝利に導きたいなと思っています」とさわやかな笑顔の中にも強い決意をのぞかせた。

 現役慶大生という経歴で、しかもイケメン。サポーターからは親しみを込めて「よっち」の愛称で呼ばれる。このゴールで今後はさらに周囲が騒がしくなること必至だが、本人は「一喜一憂することなく、これからも泥臭いプレーで頑張っていきたいと思います」と言い切った。

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2014年9月9日のニュース