離脱者続出…セレッソ指揮官　ナビスコ杯では「若手にチャンスを」

　リーグ戦１１試合連続未勝利と不振を極めるＣ大阪は１日、３日のナビスコ杯準々決勝第１戦・川崎Ｆ戦（ヤンマー）に向けて大阪市此花区で調整した。近日中にペッツァイオリ監督が解任される可能性があり、後がない状況だが、ＤＦ藤本、安藤、ＭＦ山口とケガ人が続出。この日はさらにＤＦ染谷が扁桃炎で練習を回避した。

　日本代表ＭＦ扇原、韓国代表ＧＫ金鎮鉉（キムジンヒョン）も不在だが、「何人かの選手にとってはアピールの機会になる」とペッツァイオリ監督。リーグ戦で出場機会のないＤＦ小谷やＭＦ秋山らに出番が与えられる可能性が出てきた。

　神戸戦で右足甲を打撲したＭＦ長谷川は、強行先発へ意欲的。「こういう状況だけど、この状況を変えられるのも自分たちしかいない」と語った。