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手倉森ジャパンOA枠に清武浮上 リオ五輪導入なら

[ 2014年1月17日 05:32 ]

OA枠に清武の名前を挙げた手倉森監督

 U―22アジア選手権(オマーン)に出場しているU―21日本代表の手倉森誠監督(46)が、16年リオデジャネイロ五輪への出場が決まった場合、オーバーエージ(OA)枠選手の理想のタイプに日本代表MF清武弘嗣(24=ニュルンベルク)を挙げた。

 現時点ではリオ五輪でのOA枠導入は決定していないが、過去5大会に続いて採用される可能性が高い。手倉森監督は「(OA枠は)一つのやり方としていいと思う」と活用に前向き。さらに選出の一つの基準を「将来のA代表の核になる選手」とし、12年ロンドン五輪後にA代表に定着した清武の名前を挙げた。

 清武はロンドン五輪で44年ぶりの4強に大きく貢献。その後、ザックジャパンの常連となった。現時点でA代表の中心ではないが、今夏のW杯ブラジル大会へ向けてのさらなる飛躍と4年後のロシア大会では大黒柱としての働きが期待される。

 手倉森監督は今大会後にJリーグなどを積極的に視察する方針。U―21世代のチェックはもちろん、同時に“清武タイプ”のOA枠選手も見極めていく考えで、リオへの準備を着々と進めていく。

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2014年1月17日のニュース