カズ　本田初ゴールを祝福「もう驚くことではない」

イタリア杯５回戦 ＡＣミラン３―１スペツィア

（1月15日）
　日本人で初めてセリエＡでゴールを決めたＪ２横浜ＦＣの三浦知良（４６）が本田を祝福した。「彼はＷ杯でも決めているし、もう驚くことではないよ」と前置きした上で「ＧＫのこぼれ球を落ち着いて決めた、いいプレーだった。ＡＣミランで初先発して決めた。それは素晴らしいこと」と称賛した。

　カズのセリエＡ初得点はジェノア時代の９４年１２月４日、サンプドリアとのダービー戦。サッカーが文化として根付くイタリアでは約２０年が経過した今でも語り草になっている。「イタリアに行くと今でもそのゴールのことを言われる。１点しか決めてないのにね」。１点の重みを知るからこそ、本田の初得点に心からのエールを送っていた。