有森、小宮山両氏が新理事　１月末のＪリーグ役員改選

　１月末に改選するＪリーグの新理事に、女子マラソン五輪メダリストの有森裕子氏（４７）、投手としてプロ野球ロッテや米大リーグで活躍した小宮山悟氏（４８）が就任することが１７日、関係者の話で分かった。３１日の総会で正式決定する。

　現役時代に企業チームのリクルートで活躍した有森氏の就任は、退任が決まった大東和美チェアマン（６５）の後任で、同社執行役員などを務めた理事の村井満氏（５４）の肝いり人事という。小宮山氏は大東チェアマンから昨年末に要請を受け、受諾したことを本人が明らかにした。

　Ｊリーグの役員改選期は３月だったが、大東チェアマンが退くことになったため、シーズン開幕前に前倒しした。