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次期チェアマンが抱負 村井氏「Jリーグは大きな転換点」

[ 2014年1月17日 18:49 ]

Jリーグの大東和美チェアマン(左)と握手を交わす次期チェアマンの村井満氏

 Jリーグの次期チェアマンに就任する村井満氏(54)が17日、東京都内で記者会見し「Jリーグは大きな転換点にあると思っている。命を賭してでもお受けしようと思った」と引き締まった表情で抱負を述べた。役員改選は31日の総会、理事会を経て正式に決定する。

 Jリーグは今季J3を新設し、来年は集客増などを目的にJ1に2ステージ制とポストシーズンを導入する。村井氏は「観客が徐々に減少傾向にある。若い人や家族連れをどう呼んでこられるかが大きな課題」と現状の問題点を挙げた。

 5代目のチェアマンとなる同氏は埼玉県出身。リクルートで人事担当執行役員を務めた経験を持ち、2008年7月からJリーグ理事を務めた。

 この日のJ1~J3の合同実行委員会で大東和美チェアマン(65)から新チェアマンへの1月末の交代が報告された。退任する大東チェアマンは「人材育成やアジア戦略というキーワードを考慮すると、これ以上の人材はいない」と後任に期待した。

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2014年1月17日のニュース