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西川が浦和移籍の広島 即座に仙台からGK林獲得を発表

[ 2014年1月5日 14:05 ]

 2年連続J1王者の広島は5日、J1仙台からGK林卓人(31)を完全移籍で獲得したと発表した。広島は同日、日本代表GK西川周作(27)のJ1浦和への完全移籍を発表しており、“玉突き人事”となる。

 林は金光大阪高から2002年に広島入りし、3年間プレー。だが、出場機会に恵まれず、05年にはJ2札幌に移籍し、07年からは当時J2だった仙台に移籍。09年にはJ2で51試合に出場してJ1昇格に貢献した。通算成績はJ1が137試合、J2が183試合。

 林は広島を通じ、「10年ぶりにサンフレッチェへ復帰できてうれしく思っています。サンフレッチェを離れるときも、『いつか戻りたい』と思っていました。その願いがかなってうれしいです。2014年からは再びサンフレッチェの力になれるように、全身全霊をかけて戦います。応援をよろしくお願いします」とコメント。

 7年間プレーした仙台を通じては、「毎年クラブの未来について話し合ってきましたがなかなかそれも叶わず、クラブを離れることになりました。古巣であるサンフレッチェ広島に誘われたということも、自分の気持ちとしてはいつか広島でプレーできたらという思いもあり、この決断に至りました。2007年にベガルタ仙台に加入し西京極での試合、2008年のJ1・J2入れ替え戦、2009年のJ1昇格、J2優勝、2010年の残留争い、2011年は東日本大震災を経験し、そこから立ち上がっての4位、2012年の準優勝、2013年のACL出場、簡単に思い出しただけでもこれだけ多くの経験と、 悔しさ、苦しみ、喜びを多くのファン、サポーターの方々と共有できたのは僕の誇りです。そして、それだけのシーズンを共に戦ったチームメイト、クラブスタッフ、そしてどんな苦しい時もホーム、アウェイ関わらずたくさんの方々に応援して、そして支えていただいて本当に感謝の気持ちしかありません。サポーターの皆さんにはこれからもベガルタ仙台が、もっと大きなクラブになれるように支えてもらえればと思います。6年半の間、本当にありがとうございました」と談話を発表している。

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2014年1月5日のニュース