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長友“フル回転”攻守で存在感!左右MFこなし逆転勝利に貢献

[ 2013年9月28日 06:00 ]

フィオレンティーナ戦の前半、競り合うインテル・ミラノの長友(左)

 インテル・ミラノは26日、ホームでフィオレンティーナと対戦し、2―1で逆転勝利を収めた。日本代表DF長友佑都(27)は左MFで先発して勝利に貢献。元スペイン代表MFホアキンとのマッチアップで互角以上の戦いを演じ後半40分からは右MFに入るなどフル回転した。

 チームは今季4勝1分けと無敗をキープして2位に浮上。長友は「魂のこもった試合を見せられたと思う。難しい試合だったけど、みんなが勝利を信じ、結果につながったことが一番うれしい」と笑顔を見せた。開始45秒の左サイドからの右足ミドルなど、放ったシュートは3本。後半25分には正当なチャージをファウルとした判定に猛抗議して警告を受ける場面もあった。

 開幕から全試合フル出場とマッツァーリ監督の信頼は厚いが、3試合連続不発に終わったことで地元紙は辛口だった。ガゼッタ・デロ・スポルトは「ここ最近の試合に比べると、攻撃はやや散発だった」と指摘。コリエレ・デロ・スポルトも「いつもよりも臆病なプレー」と評した。地元メディアからの厳しい意見は期待の大きさの裏返し。長友がイタリアの強豪で中心選手としての地位を確立している。

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2013年9月28日のニュース