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22年W杯カタール大会の建設事業、出稼ぎ労働者に虐待や搾取

[ 2013年9月28日 06:00 ]

 22年W杯カタール大会に向けた建設事業でネパールからの出稼ぎ労働者に虐待や搾取が行われていると、26日付の英紙ガーディアンが報じた。6月4日から8月8日までに少なくとも44人が死亡し、多くは若者で心臓疾患や建設現場の事故が死因だったと報道。給料未払いや炎天下の長時間労働、パスポート没収など劣悪な実態を伝えた。

 英BBC(電子版)によると、カタールの大会組織委員会は「労働者がこのように扱われていい理由はない」と声明。FIFAは10月3日からの理事会の議題にするという。

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2013年9月28日のニュース