大分、最速降格免れた…鹿島に逆転負けも、１５位甲府も敗れる

Ｊ１第２７節 大分１―３鹿島

（9月28日 カシマ）
　最下位・大分がアウェーで鹿島に１―３で逆転負け。史上最速でのＪ２降格の危機に立たされていたが、残留圏内１５位の甲府も敵地で清水に１―２で敗れたため、今節での降格決定を免れた。

　前半を０―０で折り返した大分は後半７分、右サイドで相手のパスをカットした為田が中央へラストパスを送り、ＦＷ森島が体勢を崩しながらも右足で決めて先制。しかし３分後に左サイドを崩されて同点とされると、同１５分には遠藤のこの日２点目のゴールで勝ち越しを許した。　

　大分は、昨季はＪ２・６位から昇格プレーオフを勝ち抜いて４季ぶりにＪ１復帰。今季は５月１８日の第１２節・新潟戦で１勝を挙げたのみで、勝ち点１０にとどまっている。