１８歳の上野　思い切りのよさアピール

＜日本―ナイジェリア＞前半、クリアする上野（右）

国際親善試合 日本２―０ナイジェリア

（9月26日 フクアリ）
　初選出だった１８歳の左サイドバック上野は、再三オーバーラップを見せ、攻撃面の思い切りのよさが光った。得点に絡むことはできなかったが「やりたいサッカーは通用すると思った」と手応えを感じたようだ。

　１５４センチとチーム一の小兵ながら、守備では体を張ったプレーでナイジェリア選手と渡り合った。代表定着の自信を問われると「また呼ばれればいいな、という感じ」と初々しい笑顔で語った。

　▽川澄の話　なかなか結果が出なかったが、自分たちが目指しているのはワールドカップ（Ｗ杯）。この一年の経験をどう生かすかが大事になる。

　▽大儀見の話　試合の内容には物足りなさもあった。一人一人が足りないものを考えながら、レベルアップすることが大事になる。