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C大阪勝負の2トップ 杉本&柿谷で逆転タイトルだ

[ 2013年9月26日 06:00 ]

 奇跡の逆転タイトルのための攻撃的布陣だ。C大阪は25日、磐田戦(28日、金鳥ス)へ向け大阪市此花区で紅白戦調整。主力組のシステムは4―4―2へ変更され、2トップには杉本と柿谷が入った。

 レヴィー・クルピ監督の狙いは至ってシンプル。「アタックにいくためだ。2トップの2人はかみ合うし、2人だけでできるものもある」と意図を説明した。

 チームはリーグ最少失点を誇る一方で攻撃への推進力を欠き、現在5連続ドローの泥沼にはまっている。堅守速攻サッカーの限界も露呈し、残り8試合で首位・横浜との勝ち点差も10へと開いた。5月24日の名古屋戦以来14試合ぶりとなる2トップ採用は最後の反攻へかける指揮官の明確なメッセージだ。1トップで孤立してきたエース柿谷も奮い立つ。「(杉本とは)やればやるだけお互いのよさは出る。8連勝しないといけないし、そうなったら見えてくる」。かつての攻撃サッカーを取り戻しミラクルを実現させる。

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2013年9月26日のニュース