チェルシー　モウリーニョ監督、復帰戦で２発快勝「とてもうれしい」

＜チェルシー２―０ハル・シティー＞指示を出すチェルシーのモウリーニョ監督

プレミアリーグ

（8月18日）
　イングランド・プレミアリーグ開幕節の２試合が１８日に行われ、６季ぶりにモウリーニョ監督が復帰したチェルシーはホームで昇格組ハル・シティーを２―０で下し、昨季５位トットナムはアウェーで昇格組クリスタルパレスに１―０で勝利した。

　観衆から拍手で迎えられたモウリーニョ監督は、ＦＷトーレスをワントップで起用し、ＭＦオスカル、ＭＦデ・ブライネ、ＭＦアザールら若手を中盤で起用。前半５分、ＰＫのチャンスをＭＦランパードが失敗するが、同１３分デ・ブライネのスルーパスからオスカルが決めて先制。同２５分にはランパードがブレ球のＦＫを叩き込んで、リードを２点に広げる。

　その後はペースの落ちたチェルシーに対して、ハル・シティーが攻勢をしかけるが、ＤＦテリー、ＧＫチェフを中心に得点を許さずに逃げ切った。

　開幕戦勝利にモウリーニョ監督は「とてもうれしい。（ペースが落ちた）後半は少し苛立ったが、前半は本当に素晴らしかった」とチームを称賛。獲得を打診し拒否されたマンチェスター・ユナイテッドのＦＷルーニーに関しては「移籍市場の最終日まで、我々はトライする」と粘り強く交渉していくことを明言した。

　トットナムはクリスタルパレスに苦戦するも、今夏バレンシア（スペイン）から加入したスペイン代表ＦＷソルダードのＰＫ弾で、勝ち点３を手にした。