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ビン出場せず…札幌 後半息切れ、立て続けに失点し零敗

[ 2013年8月19日 06:00 ]

<G大阪・札幌>前半、大森(右)とヘディングで競り合う宮沢

J2第29節 札幌0-3G大阪

(8月18日 万博)
 J2札幌はG大阪に0―3と大敗した。後半8分にセットプレーから先制点を喫すると、3分後にはFW宇佐美に追加点を叩き込まれた。攻撃陣も首位相手に不発で、今季8度目の零敗。G大阪戦は、引き分けを挟んでリーグ戦6連敗となった。またベトナム代表FWレ・コン・ビン(27)の出場機会はなかった。

 守備が崩壊した。「後半開始早々に失点してしまった。1点ならと思っていたが、連続失点でかなり難しい試合になってしまった」と財前監督。後半開始からの猛攻で2点を奪われると、後半31分にもFWロチャにヘディングで決められる。交代で局面の打開を図っていた矢先。3点差をつけられ、反撃する力は残っていなかった。

 敵地のG大阪戦は鬼門だ。リーグ戦は4戦未勝利。ホームを含めても、02年8月から勝っていない。J1だった昨季の8月25日は、2―7とクラブワーストタイの失点も喫した。汚名返上に燃えた前半はボールを支配。前半38分には、カウンターからチャンスを迎えるも、ラストパスを受け取った荒野のトラップが大きくなり決定機を逃した。シュート数はG大阪の7本を上回る13本。だがネットは揺れず。決定力の差も浮き彫りとなった。この敗戦で11位に転落。プレーオフ圏内6位長崎との勝ち点差も6と広がった。

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