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G大阪 3発快勝で首位盤石!宇佐美&ロチャ加入後は5戦無敗

[ 2013年8月19日 06:00 ]

<G大阪・札幌>後半11分、ドリブルから宇佐美がゴールを決める

J2第29節 G大阪3-0札幌

(8月18日 万博)
 J2第29節各地で11試合が行われ、首位のG大阪は札幌に3―0で快勝し、勝ち点を63とした。DF西野貴治(19)のプロ初ゴールで先制。今季途中で加入したFW宇佐美貴史(21)、FWロチャ(27)の4試合連続ゴールで突き放した。2位の神戸が山形に2―3で敗れたため、勝ち点差は7に広がった。

 “救世主2トップ”の活躍で、独走態勢を固めた。7月に加わった宇佐美とロチャが、前々節の岡山戦以来となる競弾。3―0の圧勝で、チームを3連勝に導いた。

 後半8分の先制から、わずか3分後、長谷川監督の「畳みかけていけ」とのゲキが聞こえた宇佐美が、エンジンを全開にした。DF3人を一瞬で置き去りにする圧巻のドリブルから右足で豪快に蹴り込み、古巣復帰後5試合で4ゴール目。「気持ちのいい点の取り方だった」と汗を拭った。さらに、同31分にはロチャがヘディングでダメ押し点。自身デビューから4戦連発となる通算5点目で、勝利を決定づけた。

 まさしく不敗神話だ。2人が選手登録された7月20日・神戸戦以降の5試合は4勝1分けで、積み重ねた得点は13。先発で揃い踏みした最近3試合は、すべて勝利を収めている。5試合すべてにスタメン出場している宇佐美は「自分が帰ってきてから負けていないというのは悪くない。続けていきたい」とニヤリ。ともにドイツでのプレー経験があり、試合中にはドイツ語で互いにプレーを要求し合っている2人の連携も高まるばかりで、ロチャも「自信を持ってプレーできている」と確かな手応えを口にした。

 2位・神戸が敗れたため、勝ち点差は今季最大の7。3位とは13差に開いた。ライバル不在の独り旅。ガンバが昇格&優勝へのカウントダウンに入った。

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