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清水 耐えてドロー!2年半ぶり復帰の本田が先発フル出場

[ 2013年8月1日 06:00 ]

<清水・FC東京>前半、ドリブル突破する清水・本田

J1第18節 清水0―0FC東京

(7月31日 アイスタ)
 清水は数的不利でも集中力は切れなかった。後半40分、DFイ・キジェ(22)が2枚目の警告で退場。10人での戦いとなったが、守り切って勝ち点1を手にした。アフシン・ゴトビ監督(49)は「10人になっても、選手たちはよくやれていた」と選手を称えた。

 大事な後半戦の初戦だったが、DF吉田豊(23)、MF杉山浩太(28)が累積警告で欠場。攻撃の軸だったFWバレー(31)は中国・天津泰達に完全移籍し、チームは苦しい状態だった。

 だが、その穴を代役が見事に埋めた。吉田に代わって右サイドバックで先発したMF石毛秀樹(18)は球際で体を張り、攻撃にも積極参加。鹿島から約2年半ぶりに復帰し、杉山に代わってボランチを務めたMF本田拓也(28)も精度の高いパスで攻撃を組み立てた。3戦ぶり先発のGK櫛引政敏(20)も、要所で好セーブを連発した。

 8月は酷暑の中、計6試合が待ち受ける。次節(3日)の新潟戦は中2日で迎えるが、この日見せた粘りで乗り越えてみせる。

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2013年8月1日のニュース