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磐田、関塚新監督就任を発表 第13節終了後から指揮

[ 2013年5月19日 10:31 ]

磐田の新監督に就任した関塚隆氏

 降格圏の17位に低迷しているJ1磐田は19日、昨年のロンドン五輪で男子日本代表監督を務めた関塚隆氏(52)が新監督に就任すると発表した。25日のJ1第13節終了後から指揮を執る。

 関塚氏は09年シーズン終了後に川崎Fの監督を退任して以来、4季ぶりのJ1クラブ監督復帰となる。

 磐田は今季、開幕から7試合勝ちなしのクラブワーストを更新。4日に森下仁志元監督(40)を解任し、暫定的に長沢徹ヘッドコーチ(44)を昇格させたがその後もリーグ戦3試合で勝ち星なし。ロンドン五輪で日本を44年ぶりの4強に導いた関塚氏の手腕に再建を託すことになった。

 関塚氏は現役時代は早大―本田技研工業でプレーし、91年に引退。鹿島、清水でコーチを務めた後、04年に当時J2の川崎Fの監督に就任し、1年でJ1昇格を果たした。川崎Fではタイトルこそ獲得できなかったが、06、09年にリーグ2位、07、09年ナビスコ杯準V、アジア・チャンピオンズリーグでも8強に2度進出するなど強豪チームに育てた。ロンドン五輪では1次リーグでスペインを破る金星を挙げ、4強入りを果たした。

 磐田はこれまで外国人監督を除いては、前身のヤマハ発動機を含めたクラブOBやコーチ経験者が指揮を執っており、外部からの招へいは初となる。

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