柿谷代表アピール2発!!C大阪、柏に逆転勝利

[ 2013年5月19日 06:00 ]

<柏・C大阪>後半、決勝ゴールを決める柿谷(左)

J1第12節 柏1―3C大阪

(5月18日 柏)
 決勝&ダメ押し弾で猛アピールだ。FW柿谷曜一朗(23)が2発を決め、C大阪がアウェーで難敵の柏を3―1と撃破した。来週にはW杯アジア最終予選のオーストラリア戦(6月4日、埼玉ス)のメンバーが発表される予定で、初の日本代表入りへデモンストレーションの活躍だった。

 鳴りをひそめていたエースが勝負どころで輝きを放った。1-1で迎えた後半31分、MF扇原が送った浮き球パスにマークを外した柿谷が反応。ワントラップから右足を振り抜くと、これがGKの手をはじきながらゴールへ吸い込まれ、C大阪に3試合ぶりの白星をもたらす決勝弾となった。

 「トラップが外に流れてしまったけど、フリーだったから思いっきり(シュートを)打った。アウェーで勝ち点3を取れたことは良かった」

 柏守備陣の前に沈黙を続けた前半。ハーフタイムにレヴィー・クルピ監督から「ミスが多すぎる!」とカツを入れられ目が覚めた。後半ロスタイムにはFW南野と飛び出してきたGKがもつれ、こぼれ球が柿谷のもとへ。ゴールまで約30メートルの距離がありながら、右足ダイレクトでシュートを流し込み今季8得点目を挙げた。今季2度目の1試合2発で得点ランクも2位タイに浮上だ。

 日本代表のW杯アジア最終予選が来月に迫り、30日には親善試合ブルガリア戦も控える。この日は日本サッカー協会の原技術委員長や代表コーチらが視察。MF本田(CSKAモスクワ)らが所属クラブの試合の影響で合流が遅れるだけに、背番号8には代表入りの期待が高まる。成長を見守るレヴィー・クルピ監督も「ひと皮むけた。技術的にフル代表でプレーできるものを持っている」と賛辞を惜しまない。

 当の本人は試合後、「きょうはミスばっかりだったしアピールにはならない。今のプレーじゃ代表では通用しない」と反省ばかりを口にした。メンバーが固定化されつつあり、ハードルの高いザックジャパン入り。ただ、可能性は低くとも、期待させる何かを柿谷は持っている。

 ≪山下守備存在感≫緊急出場したDF山下が存在感を見せつけた。0-1の前半33分に、左大腿裏を痛めたDF茂庭が負傷交代。代わってセンターバックに入ると、激しい寄せと空中戦の強さを生かし、相手FWクレオを完全に封じ込めた。いきなり出番が訪れたものの「いつでも準備はしているんで」と頼もしい背番号23。レヴィー・クルピ監督も「最高に素晴らしいプレーをしてくれた」と褒めちぎった。

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