ヨルダンに気をつけろ！劣悪ピッチ、異常気象…そして

　ヨルダンに要警戒！日本サッカー協会の霜田正浩技術委員（４６）が２２日、ヨルダンが１―０でベラルーシを破った２１日の親善試合（アンマン）の偵察を終え、日本代表の事前合宿地ドーハに戻った。Ｗ杯切符の懸かる２６日のＷ杯予選ヨルダン戦に向け、３点の警戒事項が発覚した。

　（１）劣悪ピッチ　霜田氏は「色は緑色になっているが、表面は凸凹。変な弾み方をしていた」と証言。昨年２月、Ｕ―２３代表が同シリア戦で苦戦（１―２）したピッチは“健在”だ。

　（２）異常気象　当初、東京とほぼ同じ気候と予想されたが、３０度近い熱波に見舞われた。霜田氏は「驚いた。Ｔシャツ１枚でいいくらい暑い。３日前は寒かったというから、試合日の気候は全く読めない」と警戒する。

　（３）別チーム　昨年６月、ホームの対戦で６―０と圧勝している相手だが「メンバーは大幅に変わっているし、あの時は借りてきた猫。全然違う。簡単な試合にはならない」と断言した。

　Ｗ杯最終予選でアウェー全敗ながらホームで１勝１分けというヨルダンの強さは本物だ。２６日の決戦に備え、偵察データは各選手に刷り込まれる。