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香川 理想は高く開口一番「点を取りたかった」

[ 2013年2月7日 07:02 ]

ラトビア戦の後半、ゴールを決めた本田(中央)と抱き合う、日本代表の香川(右)

キリンチャレンジ杯 日本3-0ラトビア

(2月6日 ホームズ)
 2点リードの後半16分、香川真司が前田の横パスに反応して右足ダイレクトでスルーパスを出した。カーブの掛かったボールはDF2人の間を抜けて、スピードに乗った岡崎へピタリ。勝負を決定づける3点目を演出した。

 だが、香川の理想はもっと高いところにある。試合後は開口一番「点を取りたかった」と反省した。左MFで先発して、後半17分からは本職のトップ下でプレー。左MFも板についてきたが「(左MFは)まだ、全然。(後半17分から左MFで途中出場した)乾の方が形を持っているし、刺激を受けた。もっとプレーの幅を広げたい」と力を込めた。

 マンチェスターUの練習に合流するため、7日に渡欧。10日にエバートン戦、13日には欧州CLのRマドリード戦が待つ。「(マンUで)レベルの高い選手とできるのは楽しい。盗めるものがたくさんあるし充実している。また帰ってからが勝負」と視線を上げた。生まれ故郷の神戸は「サッカーを始めた原点」。世界的ビッグクラブでの日常について語る背番号10の目は、サッカーを始めた当時に負けない輝きを放っていた。

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2013年2月7日のニュース