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体罰問題化受け指導者プログラム見直しへ 日本サッカー協会

[ 2013年2月7日 19:46 ]

 日本サッカー協会は7日に東京都内で開いた理事会で、スポーツ界での体罰や指導者の暴力が社会問題化していることを受け、全国のコーチ講習会などで問題意識の徹底を図るほか、指導者養成プログラムを見直す方針を固めた。

 田中道博専務理事は「指導者は技術を教えるだけでなく、選手の人格形成にも深く関わっている。(スポーツ界で暴力問題が)起こっていることは事実で、早急に改善しなければという認識だ」と説明した。日本協会に対して体罰などが告発された事例はなく、相談窓口などを新設する予定はないという。

 各都道府県協会や中、高体連などには、1月29日付で指導方法に関して注意を喚起する文書を送付した。

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2013年2月7日のニュース