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なでしこ初のメダル確定!大儀見、阪口弾 猛攻しのいだ

[ 2012年8月7日 02:51 ]

<日本・フランス>後半、ゴールを決め喜ぶ阪口。右は大儀見

 なでしこの銀メダル以上が確定!ロンドン五輪サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」は6日、準決勝で初出場のフランスと対戦、2―1で逃げ切り、9日(日本時間10日早朝)の決勝に駒を進めた。なでしこは3大会連続4回目の五輪出場で初のメダル獲得が確定した。決勝は米国と対戦する。

 勝てば五輪初、それも銀メダル以上が確定する大一番。日本はGK福元、MF沢、宮間、FW大儀見、大野ら1次リーグの第1、2戦、そして準々決勝のブラジル戦と同じ11人が先発。序盤から、なでしこらしいパスワークでボールを支配するものの、なかなかシュートまで持ち込めず、0―0の状態が続いていた。

 しかし、前半32分、日本は相手ファウルで得たFKを宮間がゴール前へ。GKがキャッチミスしたボールを大儀見が相手DFと競り合い、倒れ込みながらも押し込んだ。大儀見は準々決勝ブラジル戦に続き2戦連続の先制弾。さらに後半4分には宮間のFKを阪口が頭で合わせ追加点を奪った。

 ところが、その後は体格で勝るフランスに押される時間帯が続き、、日本は後半29分に大野に代えて安藤を投入したが、同31分にルソメルにゴールを決められ1点差に。直後には阪口がペナルティエリア内でファウルを犯し、PKを与えてしまったが、ブサグリアが右に外し、同点は免れた。その後もフランスの猛攻が続いたが、何とかしのぎ切った。

 FIFAランクは日本が3位、フランスは6位。五輪直前の親善試合(7月19日)では日本が0―2と完敗していたが、本番で見事に雪辱。W杯女王の意地を示した。

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