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メキシコ指揮官「決勝に行くチャンスは五分五分」

[ 2012年8月7日 06:00 ]

ロンドン五輪サッカー男子準決勝 メキシコ―日本

(8月7日 ロンドン)
 メキシコは初のメダル獲得に挑戦する。5日に会見したテナ監督は「決勝に行くチャンスは五分五分だ」と平静を装ったが、DFサルシドは「決勝進出を熱望していることは否定できないね」と不敵な笑みを浮かべた。

 欧州組は今大会3得点と活躍するトットナムのFWジョバニ・ドスサントス1人だが、ボランチもこなす32歳のサルシドはかつてPSVやフルハムで経験を積んだベテラン。チームも各国フル代表に交じって昨年の南米選手権に出場したほか、パンアメリカン大会やトゥーロン国際を制するなど場数を踏んで完成度を高め、FWファビアンは「もちろん金メダルを狙うよ」と公言してきた。

 68年メキシコ五輪では3位決定戦で日本に敗れて4位。当時10歳だった指揮官は「カマモト(釜本)のゴールで0―2で負けたのは覚えている」と訴えていた。雪辱を果たせば悲願のメダル獲得がかなう。日本にとって侮れない相手となりそうだ。

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2012年8月7日のニュース