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関塚監督“恩師”超えへ決意「自信と誇り持ち歴史つくる」

[ 2012年8月7日 06:00 ]

ウェンブリースタジアムの「W」を背に記念撮影をする日本イレブン

ロンドン五輪サッカー男子準決勝 日本―メキシコ

(8月7日 ロンドン)
 五輪初の決勝舞台へ、関塚監督が並々ならぬ決意を示した。「自信と誇りを持ち、自分たちの持っている力を出して1つ歴史をつくっていきたい」。

 44年前のメキシコ五輪では、開催国メキシコを下して銅メダルを獲得した。それ以来の悲願が懸かる決戦の相手がメキシコになったのも何かの因縁。会見では当時のメンバーだった恩師の宮本征勝さん(故人)や松本育夫氏の名前を挙げ「メキシコのときの銅メダリストに指導を受けてきた一人として縁を感じている」と話した。

 4月の五輪抽選会の際には、なでしこジャパンの佐々木監督とウェンブリーで戦おうと約束を交わした。「約束を守れたことがうれしい」と安どした表情ものぞかせ「アジア大会でもアベック優勝した。臆することなく全てを出したい」と最後は力を込めた。

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