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佐々木監督 感無量の決勝進出「狙い通りの戦い」

[ 2012年8月7日 06:39 ]

<日本・フランス>試合終了後、佐々木監督(左)に労をねぎらわれる沢

ロンドン五輪サッカー女子準決勝 日本2―1フランス

(8月6日 ロンドン)
 なでしこが初のメダル獲得だ。昨年のW杯ドイツ大会女王でFIFAランク3位のなでしこジャパンは6日の準決勝で同6位フランスと対戦した。前半32分にFW大儀見優季(25=ポツダム)が2試合連続ゴールを決めて先制。後半4分にMF阪口夢穂(24=日テレ)が加点。相手のPK失敗もあって2―1で逃げ切り初の決勝進出、銀メダル以上を確定させた。9日(日本時間10日午前3時45分開始)の決勝で米国と金メダルを懸けて戦う。

 苦しんで苦しんで、耐えて耐えてつかんだ歴史的1勝。なでしこジャパンをメダルへと率いた佐々木監督は「選手たちのメダルを取るんだという思いが出た。狙い通りの戦いになった。4年前の北京から思い続けてきたメダルへの思いがこういう結果につながったんでしょう。感無量です」と一気にまくしたてた。

 最後はフランスの怒とうの攻撃を何とかしのぎ切っての辛勝。「精一杯頑張って、何とか自分たちのサッカーをやれれば。チームワークで戦うだけです」。それこそが、なでしこの強さだから。

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