五輪へ重要なテスト　奮起促す佐々木監督「可能性を見せてほしい」

スウェーデン遠征のメンバー発表の記者会見に臨むサッカー女子日本代表の佐々木則夫監督

　日本サッカー協会は５日、国際親善のスウェーデン招待に臨むなでしこジャパンのメンバー２１人を発表した。ロンドン五輪への重要な選考の場。佐々木監督は選手たちに奮起を促した。

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　―今回の遠征が、五輪のメンバー１８人へとつながる。

　「それはもちろんある。選手も意識を高く、練習や試合をしてほしい。最終的には今月いっぱいまでに（五輪代表を）決めないといけない。可能性を見せてほしい」

　―復帰の沢への期待。

　「あらためて今更、大きな期待ということはない。焦らずに、一歩一歩、コンディション、コンビネーションを上げてもらえれば」

　―岩渕も呼び戻した。

　「けがをして手術をして復帰した。以前より、精神的にも一回り大きくなっていると感じる」

　―大滝を初選出した。

　「フランスのリヨンで出たり、出なかったりだが、非常に可能性のある選手。得点する嗅覚がある。どれだけ成長したか確認したい」

　―今回のメンバーに選ばれなかった選手に五輪代表入りの可能性は。

　「バックアップ（予備登録）あたりとか、メンバーぎりぎりに入る可能性は、なきにしもあらずだと思う」