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豪州戦会場でラグビー開催、日本不利の凸凹ピッチ懸念…

[ 2012年6月5日 06:00 ]

リラックスムードでクールダウンする長友(右から2人目)ら日本代表イレブン

W杯アジア最終予選グループB 日本―オーストラリア

(6月12日 ブリスベーン)
 ザックジャパンに思わぬ敵が出現した。12日のアウェー・オーストラリア戦の会場となるサンコープ・スタジアム(ブリスベーン)で、決戦3日前の9日にラグビーの国際試合オーストラリア―ウェールズ戦が開催されることが4日、判明した。3日にも地元クラブのラグビーの試合が行われ、芝生がダメージを受けることは必至。日本協会関係者も「芝生の状態が非常に心配」と表情を曇らせた。

 凸凹のピッチは、日本の持ち味である速いパスワークの難敵。対するオーストラリアはロングボール主体のパワープレーを得意としており、ピッチ状態に左右されにくい。ザッケローニ監督はパススピードを上げるため、試合前には必ずピッチに大量の水をまくように指示を出す。グラウンド状態には人一倍、神経を使ってきたが、最大のライバルとの天王山はアウェーの環境に負けないたくましさも求められる。

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2012年6月5日のニュース