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マンU大好きボルトが香川へエール「いいプレーして」

[ 2012年6月3日 06:00 ]

パス回しの練習で香川(右端)が味方にボールを送る

 W杯アジア最終予選開幕を前に、香川真司が陸上男子100、200メートルの世界記録保持者のウサイン・ボルト(25=ジャマイカ)から熱烈エールを送られた。ボルトはマンチェスターUの熱狂的サポーター。09年には練習場のカーリントンを訪れ、当時所属していたクリスティアーノ・ロナウド(現Rマドリード)に走り方を伝授したこともある。1日にロンドン五輪のジャマイカ代表のユニホーム発表会に出席。香川のマンU移籍が濃厚であることを知り「マンUの中盤には新しい人材が必要。しっかり見ているから、いいプレーをしてほしい」と語った。

 世界一のアスリートからのメッセージにも香川は「ボルトからエール?今は試合(オマーン戦)に集中しているので」と強調。「相手はフィジカル的に強い選手もいて粘り強い守備をしてくる。0―0でも焦らずに、辛抱強くボールを回すことが必要」と攻略のイメージを膨らませた。

 試合前日練習では本田、長友、宮市とともに居残りでクロスからのシュート練習を行った。「逆サイドにボールがある時に積極的にゴール前に入ることを心掛けたい。得点なりアシストでチームの勝利に貢献したい」。日本代表は06年W杯ドイツ大会、10年W杯南アフリカ大会と2大会連続で世界で最初(開催国は除く)に本大会出場を決めている。“世界最速男”から背番号10へのメッセージは、3大会連続の世界最速出場への吉兆かもしれない。

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2012年6月3日のニュース