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宮市“プレミアの友人”に恩返し弾を!「きのう電話ありました」

[ 2012年6月3日 07:44 ]

パス回しの練習でボールをキープする宮市

ブラジルW杯アジア最終予選 日本―オマーン

(6月3日 埼玉スタジアム)
 若きスピードスターの宮市亮が「恩返し弾」を決める。オマーンが誇る世界的GKハブシ(ウィガン)は同じプレミアリーグを主戦場とし、日頃から交流も盛んだ。

 「きのう(1日)電話がありました。お互いに探りはなしです。普段、お世話になっている人とこういう舞台で試合ができるのはうれしいこと」と目を輝かせた。

 オマーン戦では終盤、切り札として投入されることが濃厚だ。出場すればA代表2戦目。過去にはフェイエノールト、ボルトンでもデビュー2戦目で得点している。19歳172日での国際Aマッチ初得点となれば、香川を抜く歴代3位の若さ。しかも、親友でもある偉大なGKから奪えば、一生の宝物になるはずだ。

 日本代表がW杯予選で無敗を誇る埼玉スタジアム。ここでプレーするのは小学生のとき以来。「あのときはデカイと感じたんですが、きょう見たら変わっていた。やっぱり小さかったんですね」と感慨深げだった19歳。試合に向かう移動のバスの中では自身にプレッシャーをかけ、ピッチで解き放つのが宮市流という。指揮官と日本の期待を背負って、19歳がW杯予選のピッチに立つ。

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2012年6月3日のニュース