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本田だ!前田だ!岡崎だ!ザックジャパン3発完勝発進

[ 2012年6月3日 21:21 ]

<日本・オマーン>前半、先制ゴール決め、長谷部(右)に祝福される本田(左)

 サッカーの2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選は3日、各地で開幕し、B組の日本は埼玉スタジアムでオマーンと対戦。本田の先制ゴールで前半を1―0で折り返すと、後半も前田、岡崎のゴールで2点を加えて3―0で完勝した。

 日本はGKが川島、1トップには前田が入り、トップ下は本田、左に香川、右に岡崎という布陣で、海外組8人が先発。序盤からボールをキープしながら、ながなかシュートまで持ち込めなかったが、前半11分、右サイドからの長友のクロスを本田が左足ボレーで叩き込み、ファーストシュートが先制ゴールとなった。

 その後は再三のチャンスに追加点が奪えなかった日本だが、後半6分、ドリブルで切り込んだ香川がDFの裏に抜け出した前田にパス。これを前田が落ち着いて決めて2点目。さらに3分後には前田のシュートのこぼれ球に岡崎が反応。1度目のシュートはGKに阻まれるが、そのこぼれ球を再び右足で蹴り込み、3点目を奪った。

 リードを3点としたザッケローニ監督は内田に代えて酒井、岡崎に代えて清武とU―23代表世代を投入。 次戦以降を見据えながら、危なげなく逃げ切った。

 FIFAランキングは日本が30位で、オマーンは92位。5大会連続の本大会出場を目指す日本にとっては勝ち点3が求められた試合で、きっちり結果を出した。過去のW杯予選で無敗を守っている験のいい埼玉スタジアムで好スタートを切った。

 アジア最終予選は10チームが2組に分かれてホームアンドアウェー方式で戦い、2位以内に入れば本大会進出。3位ならアジア5位決定戦でA組3位と対戦し、勝てば大陸間プレーオフに進む。日本はオマーンのほかオーストラリア、イラク、ヨルダンと戦う。

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