激励会でバラされた　ＦＷ平井は「ひたすら守るスタイル」

男女のアルビイレブンが勢ぞろいした壇上であいさつする黒崎監督（中央）

　Ｊ１新潟となでしこリーグのアルビレックス新潟レディースの合同激励会が４日、新潟市の朱鷺メッセで開かれ、なでしこジャパン招集中のＦＷ菅沢優衣香（２１）を除く男女全選手が参加した。

　Ｊ１開幕日の１０日にアウェーで川崎Ｆと対戦する男子の黒崎久志監督（４３）は「アグレッシブで粘り強く、闘志を前面に出して、サポーターと心を１つにして全力で戦い抜く。悲願のＡＣＬ（アジアチャンピオンズリーグ）出場とタイトルへ、結束して頑張る」と決意表明。全日本女子選手権準優勝のレディース・奥山達之監督（３６）は「またあの舞台（決勝）へ立てるよう、タイトルを狙っていきたい」と約１８００人のサポーターに誓った。

　壇上では選手も今季の抱負などを述べたが、男子は静岡キャンプの宿舎で開かれた“卓球大会”でＦＷ平井将生（２４）が優勝した報告も。「ポジションと違い、ひたすら守るスタイル」と皮肉ったＭＦ本間勲主将（３０）は、平井に「勲さん（本間）が負けて悔しがってる姿を見て楽しんでいる」と返されたものの、“本業”については「いい選手もそろったし、開幕からいい戦いを見せたい。タイトル獲ります」ときっぱり話した。