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C大阪“CO2ゼロ”に挑戦 大ガス、ヤンマーが支援

[ 2012年3月5日 17:16 ]

C大阪のホーム試合で排出されるCO2を実質的にゼロにする取り組みを始めると発表し、記者会見でポーズをとる清武(左)と播戸(右)

 J1C大阪は5日、スポンサーの大阪ガス、ヤンマーの支援を受けて、ことしのホーム試合で排出される二酸化炭素(CO2)を実質的にゼロにする取り組みを始めると発表した。

 ホーム試合では、照明や空調、観客の移動などで年間400~500トンのCO2が排出されている。C大阪は、照明や空調温度を調節して節電し、サポーターにも公共交通機関の利用を呼び掛ける。

 大ガスとヤンマーは、企業間でCO2の排出枠を取引する「国内クレジット制度」を活用して支援。ヤンマーの高効率の冷暖房機器を導入してCO2の排出が減った中小企業などから、大ガスが排出削減分を購入。C大阪の試合で出たCO2と相殺して排出量を実質的にゼロにする。

 記者会見したFW播戸は「大阪や日本の力になれるよう、環境問題に取り組んでいきたい」と話した。

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2012年3月5日のニュース