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U―17W杯8強に貢献 清水ユースの逸材がキャンプフル参戦

[ 2012年2月9日 14:39 ]

 J1清水は昨年のU―17W杯で8強入りに貢献した清水ユースMF石毛秀樹(17)をトップの鹿児島キャンプ(11~19日)にフル帯同させることを決めた。

 石毛はU―17W杯で4戦3得点と8強入りに貢献し、アジア年間最優秀ユース選手賞を獲得した。清水のキャンプにアマチュア選手がフル参戦するのは初めてだ。

 今回、練習生としてキャンプに帯同するのは現時点で石毛だけ。トップの選手と練習だけでなく、寝食もともにする。石毛は「選手の生活を見られるチャンス。コンディションの調整法など、ぜひ参考にしたい」と胸を膨らませた。

 清水西の2年生。学校の協力もあり、実現した今回のプラン。「学校やクラブには本当に感謝したい」と話す。そして「いいアピールの場にもなる。パスなどスピードが違う中で、どこまで通用するか分からないけど、持ち味を出したい」とキャンプ中に実戦3試合があり、意欲を見せる。

 清水ユースの大榎克己監督(46)は「ここ数年ユースで2種登録された選手はいない。上でやれるならやった方がいいし、そのためにアピールしてほしい」と期待していた。

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2012年2月9日のニュース