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バルサ選手たちが子どもたちと交流 被災者を練習に招待

[ 2011年12月13日 19:50 ]

東日本大震災で被災した福島の子どもたちにプレゼントしたユニホームをのぞき込むバルセロナのメッシ(左)

 サッカーのクラブワールドカップ(W杯)に出場する欧州代表でスペインの世界的人気チームのバルセロナは13日、東日本大震災で被災した子どもたちを横浜市内で行った練習に招待した。世界屈指のFWメッシ選手らが練習前にユニホームを贈り、一緒に記念撮影するなど交流した。

 練習場を訪れたのは、東京電力福島第1原発事故の影響などで福島県から東京都内の施設に避難し、親元を離れて生活する11人。メッシ選手からユニホームを手渡された新妻光さん(17)は「握手もして、すごくうれしかった」と声を弾ませた。同選手の大ファンという松崎秀斗くん(10)は「メッシはやっぱりうまい。バルセロナのみんなと会えてうれしかった」と言い、熱心に練習を見守った。練習後に中心選手の1人、ピケ選手は「会えてよかった。練習を楽しんでくれたら、うれしい」と話した。

 2年ぶりのクラブ世界一を目指すバルセロナは15日の準決勝から登場する。

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2011年12月13日のニュース