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アヤックスお家騒動 裁判はクライフ氏に軍配

[ 2011年12月13日 14:11 ]

 オランダ1部リーグ(エールディビジ)、アヤックスのヨハン・クライフ理事(64)がルイス・ファンハール氏(60)の来季ゼネラルマネージャー(GM)就任の差し止めを求めて提訴していた件で、12日に裁判所が一時差し止めを認めた。

 11月16日、アヤックスは理事4人が、ファンハール氏がGMに就任することを、対立するクライフ理事が不在だった理事会で承認していた。これにクライフ氏が「どうかしている」と反発し、元オランダ代表ベルカンプ氏らユース部門のスタッフ10人とともに決定の取り消しを求めていた。

 対立のもとはクラブ運営の方向性をめぐるもの。11月28日に開かれたクラブ会員で構成される評議会では、クライフ理事と残る理事が対立する理事会に対し、混乱収拾のため総辞職を求める勧告を決議するなど、泥沼の様相を呈していた。

 ファンハール氏は95年、元オランダ代表FWクライファート、MFライカールト、DFセードルフらを率いて、同クラブを欧州チャンピオンズリーグ優勝に導いている。

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2011年12月13日のニュース