木場昌雄氏 日本と東南アジアサッカー界の懸け橋に

[ 2011年12月13日 06:00 ]

スポニチプラザで意気込みを語った木場昌雄氏

 ガンバ大阪などでDFとして活躍した元Jリーガーの木場昌雄氏(37)が12日、スポニチプラザ大阪を訪れ、日本と東南アジアサッカー界の懸け橋になることを誓った。

 木場氏は08年から3年間、タイのプロリーグ・カスタムズFCでプレーし、昨年引退。第二の人生として、東南アジアからJリーガーを誕生させようと、9月に一般社団法人「Japan Dream Football Association(JDFA)」を設立し、代表理事に就任した。「タイ選手はポテンシャルは高いのに指導者や環境面の問題で素質を伸ばし切れていない。僕の経験を生かしてJリーグを目指す環境をつくりたい」と意気込む。

 まずは来年1月8日にバンコクで小学生対象のクリニックを開催。ガンバ時代のチームメート、元日本代表MF稲本潤一(現川崎F)にゲスト講師として指導してもらう。その後もベトナム、マレーシア、インドネシアなどで開催する一方、現役選手のスカウティングも並行し、Jリーグで活躍できそうな選手を日本の代理人に橋渡しする。

 タイでサッカーはムエタイと並ぶ人気スポーツだが、FIFA(国際サッカー連盟)ランキングは132位と低迷。育成システムが構築されておらず、「もったいない」と木場氏。「Jリーグに入りたい選手はたくさんいる。でもルートがない」と現状を明かす。

 Jリーグ側も東南アジアでの放映権販売などに積極的で、JDFAに協力する姿勢。キャンプやカップ戦の開催など、今後の可能性は無限大だ。

 木場氏は3年後に東南アジア初のJ1選手誕生をもくろむ。「いずれはバロンドール(世界最優秀選手)を獲れる選手を」と瞳を輝かせた。

 ◆木場 昌雄(きば・まさお)1974年(昭49)9月6日、兵庫県南あわじ市出身。滝川二高から93年、ガンバ大阪入り。2001年から03年までキャプテンを務め、J2時代の福岡、北信越リーグ1部の富山などを経て08年からカスタムズFCでプレー。J1通算284試合出場。

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