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ドイツから被災地に女性サッカーコーチ派遣

[ 2011年12月13日 20:01 ]

 シュタンツェル駐日ドイツ大使は13日、東日本大震災の被災地にドイツから女性サッカーコーチ1人を派遣するとの書簡を、仙台市内で宮城県サッカー協会幹部に手渡した。

 大使が夏ごろに被災地を訪問した際に、コーチ派遣が話題になったことがきっかけ。派遣期間は2012年4月ごろからの半年間で、岩手、宮城、福島3県を巡回する。給与など主な派遣費用は、香川真司選手が所属するドイツ1部リーグ・ドルトムントのスポンサー企業が提供する。

 指導初日には、サッカー女子ワールドカップ(W杯)で優勝した日本代表「なでしこジャパン」のメンバーで、ドイツで活躍中の安藤梢選手が参加する予定。

 宮城県サッカー協会の菅原英俊専務理事は「子どもたちだけでなく、指導者の講習もしてほしい」。大使は「なでしこジャパンの後継者の育成につながればうれしい」と話した。

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2011年12月13日のニュース