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エジル2発!ドイツ8戦全勝でユーロ一番乗り

[ 2011年9月4日 06:00 ]

<ドイツ・オーストリア>2得点を挙げ、笑顔のドイツ・エジル

欧州選手権予選A組 ドイツ6―2オーストリア

(9月2日)
 欧州選手権予選は23試合が2日に各地で行われ、A組のドイツがホームでオーストリアを6―2で破り、8戦全勝で来年6月8日からポーランドとウクライナで行われる本大会出場一番乗りを果たした。MFメスト・エジル(22=Rマドリード)が2得点1アシストで貢献。イングランドはFWウェイン・ルーニー(25=マンチェスターU)の2得点などでブルガリアを3―0で下し、予選突破に前進した。

 圧倒的な強さで予選を駆け抜けたドイツ。原動力となってきたエジルがこの日も主役を演じた。

 開始8分に相手クリアボールを左ボレーで直接ゴールを狙った。コース上にいたFWクローゼをかすめたため得点者の名誉は先輩ストライカーに譲ったが、その後2得点して大勝を演出。「(先制)ゴールを決めたのは誰でもいいよ。みんな凄いパフォーマンスを見せたんだから」と笑った。

 今予選は全8試合で4得点6アシスト。22歳の司令塔はこの日の出場選手平均年齢が23・6歳という若手主体のドイツを象徴する存在となっている。エジルを軸に相手をほんろうする華麗なパスワークと連係にレーブ監督は「これこそ求めるプレー」と訴える。終盤にも19歳のゲッツェら新星が追加点。ドイツの新世代は本大会でも目が離せない存在となりそうだ。

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2011年9月4日のニュース