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“仕事人”阪口、先制ヘッド!「来た!という感じ」

[ 2011年9月4日 06:00 ]

<日本・韓国>前半10分、ヘディングで先制ゴールを決める阪口

ロンドン五輪アジア最終予選 日本2-1韓国

(9月3日 中国・済南)
 1日のタイ戦は温存された“仕事人”が貴重な先制点をもぎ取った。前半10分、宮間の右CKに絶妙のタイミングで走り込んだ阪口が頭で合わせて代表通算16得点目。ライバル・韓国に鮮やかな先制パンチをお見舞いした。

 「素晴らしいボールが来たので、当てるだけでした。“来た!”という感じだった。先制点が大事だと思っていた。取れてよかった」

 沢とダブルボランチを形成する阪口。“相棒”の陰に隠れがちだが、チームにとっては欠かせない存在だ。06年の全日本女子選手権ではGKとしてPK戦で好セーブを見せるなど、何でもこなせるマルチプレーヤー。もともとは攻撃的MFだけに、この日は守備だけでなく攻撃面で存在感を発揮した。

 自身のゴールで幸先のいいスタートを切ったが、前半の途中から韓国にペースを握られる展開に、手放しでは喜んでいない。「韓国がボールを回し始めてからはリズムが悪かった」と反省しきり。次戦で相まみえるオーストラリアは昨年5月のアジア杯準決勝で0―1で敗れている宿敵とあって、3連勝には背番号6の活躍が欠かせない。

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2011年9月4日のニュース